酵素

昨今、酵素という言葉が踊っています。酵素とはなんでしょう?
酵素は有機触媒です。有機というのは有機物。有機物とは炭素、酸素、水素、窒素等から出来ている物質です。人は有機物から出来ています。触媒というのは化学反応の速度を速くする物質です。
つまり酵素というのは化学反応を早くする有機物です。

酵素は人の体内で起こる化学反応のほぼ全てに関わります。それだけ大切な物です。酵素が無ければ人は筋肉を動かす事も、食べ物を吸収する事も、見る事も聞く事も、免疫細胞が身体を守る事も出来なくなります。

よって酵素の働きを良くする事は大切です。
酵素は蛋白質とビタミン、ミネラルで出来ています。蛋白質はアミノ酸がひも状に繋がり絡まった様な形をしています。この形が変わったりすると働きを無くしてしまいます。

酵素が働くにはビタミンやミネラルが必要です。酵素は40度弱で一番働きが良くなりますが、人では37度弱の体温を保つ事。弱アルカリ性に保つ事も大切です。
また水銀やカドミニウムといった重金属は酵素の働きを悪くします。高血糖や活性酸素も酵素の働きを悪くします。
酵素は細胞で作られますが、一日に作られる量には上限があります。お酒を呑みすぎて二日酔いになったりするのも酵素が有限である事を示唆します。
無駄に酵素を使う量を少なくした方が良いのですが、その為には腸内環境を良くする事、食べ過ぎない事、生物を多く食べる様にする事、化学物質や肝臓に負担をかける物を食べない事が良いと言われます。
体内のバランスを整える事は酵素の働きを良くする事でもあります。
体内の酵素を上手に使いましょう。

Be healthy and happy with food which you choose.