プラントベースダイエットの勧め

山口醫院は食の基本として植物全体食を勧めています。ベジタリアンやビーガンと言った言葉は大分広まってきました。植物だけを食べている人というイメージを持たれているかもしれません。

しかし植物であれば何でも良いというわけではありません。砂糖は植物から作られますが、植物全体食で食べない食べ物です。全体食は植物の全体をできるだけ生で食べましょうという意味です。くるみの殻を食べるのは難しいです。また種には体に良くない作用があるため、加熱をしていない種は食べない等の例外はありますができるだけ全体を食べる様にします。

葉物野菜は多くの場合全体を食べる事が多いと思います。実を食べる野菜や果物は皮を剥いたりする事があります。ナスは皮を剥いたりトマトも皮を湯引きする事があります。リンゴや柿は皮を剥きます。しかし農薬等の心配が無ければ皮ごと食べた方が栄養素を多く摂ることができるのです。

皮の色が濃い部位には抗酸化物質が多く含まれます、また植物繊維も豊富に含まれています。

出来るだけ収穫した時の状態で食べる様にすると、ゴミを減らしてより多くの栄養素を摂取できます。

植物全体食の考えは仏教の教えにも通じます、禅宗の中に点座というお寺での食事の準備をする方がいます。その方達の本を読むと栄養素云々では無く、生き物を頂くのだから手がかかってもありがたく全てを頂こうという考えがあります。栄養素云々書きましたが無駄なく頂く、これは日本人の考えに刷り込まれている考えではないでしょうか?

食べるでけでは無く、みかんの皮をお風呂に浮かべるこれもありがたく使わせていただく方法です。

Be healthy and happy with food which you choose.