イムフラドック

 山口醫院ではイムフラドックという検査をしています。未病という言葉を聞いた事がある方も多いと思います。まだ病気にはなっていないが健康から病気への移行過程を未病と言います。体調不良がある事もありますが、無い事もあります。多くの人はそれを病気のサインだと気がつきません。

 これまでなかなか見つける事が出来なかった未病を主に血液検査で見つけます。見つけられたら食生活や生活週間を改善する事で健康に近づけて行く。これがイムフラドックの目的です。

 今回COVID-19 の緩やかな感染拡大による不安の増大を受け、どの様な人が重症化しやすいかを論文検索した結果イムフラドックで重症化しやすい人を見つける事ができるが、精度を高めるためには項目を増やす必要がある事がわかりました。

 未病発見のために行ってきましたが、今後は現在コロナに感染した場合重症化しやすいかの目安にもなると思います。

コロナの流行について

 コロナが日本に入って1年半以上。どれだけの人が感染をしたのか?私はほぼ全ての日本に住む人が感染していると考えています。それはインフルエンウィルスを始めとするウィルス感染症がどの様に広まるかを考えると、そう考えざるを得ないからです。

 ウィルス干渉という事象がありますが、インフルエンザと新型コロナウィルスがウィルス干渉を起こしていなければ毎年数千万人が発症するインフルエンザウィルス感染症が劇的に2020年も2021年も減っている事と2020年の特殊死亡率が減っている事を説明できません。ウィルス干渉が起きるには新しいウィルスに7割以上の人が感染していなければ起きません。早ければ2020年の春前にコロナウィルスが日本では広がっていた事が示唆されます。

 今多くの人が経験した事の無いウィルスの脅威に晒されていると言われていますが、現実には既に感染したウィルスに晒されているだけです。今発症している人の多くは免疫機能が落ちた為に既知のウィルスに感染しているだけです。インフルエンザと同じです。自然免疫が強ければ変異をしても感染をしません。自然免疫にも免疫記憶があると言われています。その働きを下げない様にすれば感染しないのです。感染性が高いと言われているのに多くの人が発症しないのはその為です。

 そうすると去年今年と行って来た対策は無意味になります。

 感染しない事は不可能で、免疫力を下げない事が現実的な対策になります。

 有効なウィルス対策は自分の免疫力を高める事です。

 免疫力を下げる砂糖や小麦、乳製品、動物性蛋白、加工食品を食べない様にしましょう。電磁波や大気汚染も免疫を落とします。都会にいる事を止めましょう。ストレスもよくありません。気乗りのしない仕事も止めましょう。今は多くの失業者がいます。政府ティーネットに頼りましょう。

 この意味の無い感染対策をしている政府を、役所の好きな不作為を国民がしてとっかえましょう。政府は国家ではありません。