水素は最も小さな原子。水にも炭水化物にも脂質にもタンパク質にも含まれる、人を構成する大事な物質です。この水素を吸入すると元気になる。

　水素と言うと爆発すると言うイメージを持つ人もいるかもしれません。実際に水爆と言うと原爆より強烈なエネルギーを持ちます。アメリカ合衆国が広島に落としたのは原子力爆弾、ウランを使った物です。アメリカ合衆国が長崎に落とし広島や東京大空襲同様に多くの市民を殺戮したのは水爆でプルトニウムを用いた物です。福島の原子力発電所ではウランもプルトニウムも使われていました。アメリカ合衆国が日本で膨大な市民を殺した事を忘れてはいけませんが、日本の政府が福島の原発事故で出た放射性物質を日本中にばら撒いている事も忘れてはいけません。ユダヤ人がナチスの事を決して許さないのと同じくらい忘れてはならないのです。

　さて水素吸入は数十万人を一度に殺す効果はありません。しかし吸入をしている人を健康にする効果はあります。水素が体内で何をするのか、一番は活性酸素を除去する事です。ヒドロキシラジカルと言われる活性酸素を除去します。この事でミトコンドリア機能を高めたり、毛感拡張作用を持つのです。その他に免疫増強作用や炎症を鎮める働きも持ちます。

　そもそも水素が体内でどの様に働いているのか？地球上に水素が分子として存在するのは極く僅かです。多くは有機物の中に組み込まれています。しかし太陽の中には水素がたくさんあります。太陽は水素ガスの塊の様な物で、水素が核融合を起こしエネルギーを周囲に発散しています。地球に降り注ぐ太陽のエネルギーは水素によってもたらされているのです。

　地球で光をエネルギーとして使っている生物は何でしょうか？言わずもがなの事ですが植物です。植物は太陽光のエネルギーを用いて二酸化炭素に水素をくっつけて炭水化物を作ります。これが光合成です。

　動物は植物が作った炭水化物から合成された物を栄養源として使っています。動物の細胞で炭水化物を分解して炭素に酸素をつけて二酸化酸素を作り水素を取り出し、その水素を用いてエネルギーに変えています。

　乱暴に単純化しますが太陽で水素が核融合して作られたエネルギーを動物は再び水素の形にして取り出しているのです。　

　水素を吸うことの有用性が想像できるでしょうか？

　活性酸素を取り除く能力が低い人、活性酸素の産生量が多い生活をしている人、ミトコンドリアでエネルギー産生が落ちている人、血行障害のある人、免疫に異常がある人には効果が期待できます。