アメリカのDr.Willyは人は大きくFast oxidizerとSlow oxidizerの分けられると言いました。このどちらかをある特別な食事をさせて静脈血のpHを調べる事で決め、それぞれに適した食事指導やサプリメントを使う事で治療をしました。
Fast oxidizerは主に解糖系というブドウ糖を代謝してエネルギーを作る経路が強い人、Slow oxidizerは脂肪酸を代謝してエネルギーを作る経路が強い人とされています。
Fast oxidizerの人が調子が悪くなるのは解糖系が強くなりすぎるからです。解糖系では乳酸やオキサロ酢酸といった酸性物質が作られるからです。
この場合脂肪酸を補ってあげる事でバランスをとります。
Slow oxidizerの人が調子悪くなるのは脂肪酸を使ってエネルギーを作る経路が強くなりすぎるからです。
この場合は炭水化物の多い食事にします。解糖系の働きを上げ、脂肪酸の酸化を減らす事でバランスをとります。
この代謝タイプはもう一つ自律神経の働きと併せて考えないといけません。
身体のバランスをとるにはシーソの様に左右だけではなく本当はバランスボールの上に立っている様な物なので面倒なのです。