小麦に含まれるグルテンには腸の粘膜を障害する作用があります。またグルテンがカソデモルフィンと言われる物質になりこれが脳の働きを鈍くさせます。これが気持ち良いと感じると小麦をやめられなくなってしまうのです。また気づかずに小麦に対してアレルギーを持つ方もいます。私としては可能な限り小麦は食べない方が良いと考えています。私自身小麦にアレルギーがあるわけではありませんが、時々食べると体がだるくなる等の症状が出ます。しばらく食べない様にして食べてみた時に小麦の影響があった事に気が付く方も多いのです。
このグルテンという物質は麦には何にでも入っているのですが、麦の種類によって少しずつ構造が違います。小麦、大麦、ライ麦がありますが、全てグルテンは入っています。グルテンに対する反応は人によって違うので小麦だけ反応が出る方も全てに反応が出る方もいます。
現在小麦を作るときに使われる農薬にグリホサート(ラウンドアップ)という農薬は腸内細菌を減らします。また小麦粉を輸入するときに使われる防カビ剤も同様の作用をします。これはグルテンとはまた別の問題です。
国産小麦なら良いのではないかと聞かれる事もありますが、グルテンの問題は同じです。有機や無農薬の小麦ならと聞かれる事もありますが同様にグルテンは含まれます。
小麦の中でも古代小麦と言われる品種改良をされる前の品種ではグルテンの構造が改良される前の物なのでグルテンの問題が起きない方もいます。
これらを組み合わせて考え食べたければ食べれば良いと思います。また天ぷらの衣はどうすればとか調味料に入っているのはどうするのかとか、明らかに体調が悪くならなければ少量なら問題ありませんがこの点は個々人の考え次第です。
完璧にしなければ気が済まない方はその方が良いと思います。そこまで気を配れない人はそれで良いと思います。私が言う食べ物の話は信仰でも信条でもありません。健康になる為の方法です。そして健康というのは手段ですから、何のために生きるかその目的が達成できれば不健康でも良いのです。小麦を食べないの事が目的ではない、その事を念頭に置いて一度2週間ほど麦を食べずに体調を観察してみる事。そしてその後食べたらどう変化をするかを観察する。その上でどうするか判断する事をお勧めします。