自律神経のバランス

 自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は緊張したり、危機に直面した時に優位になります。血圧や脈を上げ、口を渇かし、瞳孔は開きます。キュッとしまった状態です。反対に副交感神経はリラックスした時に優位になり血圧や脈を下げ、唾液が出て、瞳孔は小さくなります。緩んだ状態です。
 優位と書きましたが、その通りなのです。どちらか片方だけ働いているのではなく、両方働きながらどちらかがより強くなるのです。
 これが何故、代謝と関係あるのでしょう?この自律神経、エネルギーを作る過程にも関わるのです。主に交感神経ですが血糖を上げる作用があり、また電子伝達系というエネルギーをたくさん作る経路を抑制します。
 これは交感神経の働きが強くなると酸性に傾く事という事です。交感神経の働きを強くする物には塩や飽和脂肪酸等があげられます。
 逆に副交感神経を強くする物はカリウムやマグネシウムです。これらを多く含む野菜や豆を食べると副交感神経の働きを強くする事ができます。
 この代謝タイプのどちらが主にバランスに関わっているかは例えばお互いに反対に働くもの、代謝タイプを酸性にする糖分と自律神経をアルカリ性にするカリウムを同時に摂りどの様に変化するかで確かめる事ができます。

Be healthy and happy with food which you choose.