日本伝統鍼灸学会

 十月二十六日、二十七日と日本伝統鍼灸学会へ、テーマは「東洋医学の神髄に迫る 心身一如の氣の医学」

 今回私は会頭の木戸先生に声を掛けて頂き「腸内環境と東洋医学」というタイトルで話をさせて頂きました。

 腸内環境と五行の関連についてと、私の五行に関する私見、漢方や鍼灸が腸内環境を改善する事。私の考える簡単な腸内細菌の改善の方法を話させて頂きました。会場には私も読んだ事のある本の著者の先生や高明な先生方が多数いらっしゃって東洋医学に関する私見なんて言うんじゃなかったと考えましたが、医者がバカな事を言っているくらいに思って頂けたのではないかと思います。

 テーマの中に「氣の医学」が入っており二十六日の鮎澤聡先生のお話を聞いて久しぶりに思い出した感覚があった。私も少しだけ話させて頂きましたが、人は人だけの存在ではなく自然との繋がりを考える必要がある。鮎澤先生は「愛の知」という言葉を話された。

 木戸正雄先生は全てが氣であるという話をされた古典から現代のまでの文献を引用しながらの話を聞いていると忙しい先生はいつ本を読んでいるんだろうと思ってしまう。

 一番最後の松田博公先生の日中の氣の概念の違いについてのお話を聞いていてはたと気づいた事がある。中国の氣は一般的な物質の元になっている素粒子、日本の氣はダークマターかも。

 ダークマターを認知でき、操る事ができれば空間も作る事ができるかも。

 それにしても面白い学会だった。色々とまたやってみたい事が出てきた。

  日本伝統鍼灸学会の先生方ありがとうございました。