虫歯の原因が歯の表面から小さな孔を通って虫歯菌が歯の中に入る事。そして歯の表面には小さな孔が無数にあり、歯髄から歯の表面に物質を輸送しているなんて知りませんでした。まるで皮膚の毛穴の様です。毛穴を塞いでしまったら黒ずんで美しく無い。
歯の表面にあるエナメル質や象牙質はセメントの様に何も通さない、だからこそエナメル質を丈夫にする事が大切だと考えられています。海外ではエナメル質を強くするためにフッ素を水道水に入れる地域があるそうです。そうすると虫歯が減るという理由の様です。フッ素が体内に入り代謝できないと脳にダメージを与え子供のIQ低下や認知症の原因になると言われています。また骨を脆くしたり、骨肉腫、関節炎、腎機能障害、糖尿病の原因になるとも書かれています。そもそも水道水にフッ素を入れて虫歯が減るのか?水道水にフッ素を入れた国とそうでない国の虫歯の発生数の比較では双方とも虫歯が減り差がなかったと言われています。
では飲むのではなく歯に直接塗ったり、歯磨きに入れたらどうなるか?飲料水程度の濃度では効かないという理由なのでしょうが、まず歯磨きにフッ素入りの物を使っても虫歯の予防効果は無いという論文が出ています。フッ素を飲んだり、歯磨き粉等で歯に付けたりすると歯のフッ素症という物になります。これは歯に白から茶色の斑点ができて見栄えが悪くなるという物です。虫歯の予防効果も不確かで歯の見た目が悪くなっては意味がなさそうです。
そもそもフッ素とは何か?フッ素を使うと何が起こるのか?
フッ素は何かというと細菌や動物の酵素を阻害する物質です。殺虫剤や殺鼠剤として使われていました。濃度が違うかもしれませんがネズミが死ぬ物を口の中には入れたくないですね。ネズミーランドファンには尚更でしょう。フッ素は歯をコーティングすると言われていますが、歯磨き粉や水程度ではそのコーティング効果はほんの一時的な様です。虫歯菌の活動を抑えプラークが減ると書かれている物もありましたが、その為には一時的ではなく常にフッ素が口腔内に無ければいけません。もしフッ素で歯をコーティングし、口腔内の細菌を完全に抑えるためには毒性レベルのフッ素が必要になると考えられます。
そもそも虫歯菌が口腔内で増殖したり、歯の中に侵入する原因は砂糖を初めとする生活習慣です。フッ素はこれを改善してくれません。フッ素を使うとフッ素症と言われる歯の見た目が悪くなる可能性もあります。これはエナメル質を傷つけるからです。歯の表面は車のボディーとは違います。フッ素は守るはずのエナメル質を傷つける可能性があり、虫歯を防ぐかも不確か。慢性的に体内に吸収されると様々な毒性を持つ可能性がある。虫歯を防ぐには生活習慣の改善が一番。
みなさんわかっていますよね、甘いものばかり食べると虫歯になると。年に数回食べるくらいなら大丈夫かも。