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菌ドック

 私は腸内環境を良くする事を治療の主軸にしています。これまで腸内環境の検査を行わずに来ましたが、今回腸内の細菌を検査する菌ドックという検査を初めました。

 これは腸内の善玉菌が多いか、菌の多様性が多いかや肥満を起こしやすいのが多いのか、エクオールという女性ホルモンと似た物質を作る菌が多いのか等を調べられます。

 これまで多くの腸内細菌を調べる検査を見て来ましたが、この検査は比較的廉価で行う事ができます。

 便中の遺伝子を調べる事でその菌がどの程度いるかを調べる検査ですから、嫌気性菌といって酸素に触れると死んでしまう菌を調べる事もできます。

 悪玉菌が多いかよりも善玉菌の割合や、多様性を見られるので自分がいまどの様な状況にあるのかを知る事ができます。

 腸内環境が悪いのかどうかは自覚症状からも推測する事が出来ますが、腸内環境が良い状態を保てているか、善玉菌の中でどの様な菌が多いのかは自覚症状だけではわかりません。特に酪酸産生菌という免疫の調整や、 ビタミンDの代謝に関わる菌がいるかどうかが判定できる事を私は重要だと思っています。

 また腸内環境が良くなっている自覚症状だけではない客観的な指標にもなります。

 この様な検査は一度やって終わりでは無く治療の前後や治療の家庭で定期的に見る必要が出て来ます。その場合にも使いやすい検査です。

 自分の腸内の菌の多様性を知りたい、アレルギーを抑制する菌が多いかどうかを知りたい、太りやすい菌がいるかどうかを知りたい場合にも有用な検査です。

自由の放棄

 人は何故自分の思想の自由を放棄するのか?これは子供の頃からの命題の一つでした。何故学校に行かなければいけないのか?何故教科書読めばわかるのに無駄な事ばかり喋る教師の話を聞かなければいけないのか?何故決められた道を歩いて帰らねければならないのか?不合理な事ばかり。家でも何故ブロッコリーを食べなければいけないのか?何故フニャフニャの卵を食べなければいけないのか?何故固すぎる卵が出てくるのか?そんな疑問だらけ。

 お陰で学校では授業を聞かない、宿題はしない、気分が乗った時しかランドセルの中身を変えない事を続けました。ランドセル忘れて学校に行った事も。名札も嫌いだった、今も嫌いだが何故自分の名前を触れ回って歩かないといけないのか。俺は選挙の立候補者ではない。そんな全てが嫌いだった時から自由を保つ事が大事であった。

 私の自由を奪おうと大人達は一生懸命だった。下らない宿題をやれだとか毎日ランドセルの中身を入れ替えろだとか。しかし隣の席の子に教科書を見せて貰ったり消しゴムを借りたりして助けられていた。大人という自分とは違う次元の存在を前に自由を手放す事を学んでいく同級生を傍目に出来るだけ好きにした。

 人が自分の生きていると考えている場所よりも高位な場所にいると思う存在を設定した時に人は自由を手放す。神などという人よりも遥かに貴い存在があると設定したした時点で神の前で自由を手放す。牛を食べるなとか豚を食べるなとか四つ足を食べるなとか。そんな事知った事では無い。

 多くの人があの人は偉い人だと言っているからその人の言う事を聞く、自由の放棄である。その人間は本当に偉いのか?私が子供の頃に見た様に虚像ではないのか?その問いを発し続ける事が自由の確立である。

 自由と民主主義陣営などと偉そうに西側は言っているが、政治家や政府の言っている事を疑わずに信じているだけで自由ではない。自由とは全てを疑い自分で答えを出す事である。どんなに考える事が苦しくても考える事を手放してはならない。そこに自由が生まれるのだから。そして神と言えでも自分より偉いと考えてはいけない。もし本当に世界を創造した神がいたとしたら個々の人間など構いはしない。

 人が神を創造した時に神と人という階層が生まれる。そうすると神が人間を支配するとしたら、人は何を支配するのか?動物を支配する、植物を支配する、神に近い人間が神と遠い人間を支配する。つまり農業にはすでに支配の構造が組み込まれている。

 日本の歴史でも今より自由の少なった時代は多くある。なぜ好きな着物が着れないのか?何故やりたい職業に就く事ができないのか?身分がとか言われていた時代と今は違う。何故手に入れた自由を手放すのか?それも意味の無い理由で。自由平等を謳うなら意味の無い事で人の自由を奪ってはならない、そして自分の自由を手放してもならない。他人の考えなど糞食らえ。人の自由を奪う神も糞食らえ。自分で考え続ける事が最も貴い事である。

ビタミンD

 ビタミンDというと骨という印象が強いと思います。しかしビタミンDには他にも免疫に関わる作用や脳の働きに関わる作用があります。

 冬季うつ病という冬になると気が晴れないは日光に当たる事が少なるなる事で引き起こされると言われ、高緯度地域では人工の光で太陽に当たる時間が少ないのを補おうとしています。

 免疫というと今一番気になるのはCOVID-19です。

 ビタミンDの中の25(OH)ビタミンDと言われる型の血中濃度が高いか低いかで感染した時の重症化の危険率が14倍も違うというデータがあります。この効果はワクチンを凌ぎます。オミクロンに対する3回接種の入院予防効果は最高でOR0.6です。先ほどのビタミンDはOR0.071です。重症化と入院予防は同じではありませんが、入院した人の中に重症化した人が含まれるので重症化予防の方が比率は下がる筈です。それでも9倍弱ビタミンDの方が効きます。

 ワクチンの面目丸潰れです。

 ビタミンDが必要とわかっても発症してからじゃ遅いと思った方。遅く無いのです。他の治療をしながらですが、ビタミンD3を飲んだか飲まないかで飲んだ方の重症化率が13分の1になりました。

 他にもマグネシウムとビタミンB12 の併用で重症化率が下がったという研究があります。

 予防にも治療にもなるビタミンDです。普段から日に当たるとよいです。太陽の有り難さが身に沁みます。色も染みますが。

 干し椎茸や乾燥きくらげがビタミンDが多いと言われますが、寒い海を泳ぐ魚にもビタミンDが多く含まれています。

 日の下を歩くのが憚られる方は食事でも摂取できます。

子供のワクチン

 子供のコロナワクチンについて様々な事が言われていますが、私が最もまとまっていると思うのは泉大津市の南出市長の発言です。

https://www.city.izumiotsu.lg.jp/material/files/group/33/202203110511.pdf

 新型コロナワクチンの接種は強制ではない事と、接種を希望しない方に接種を強要したり、行動制限を求めたり差別をする事を決してあってはならないと言っています。

 またワクチン接種の感染予防効果や中長期的な人体への影響について明らかになっていませんとも書かれています。

 リンクから是非原文を読んで頂きたいと思います。

 市長と言う要職にありながらこの様な発言を行う事を尊敬します。

 厚生労働省のホームページにも同様の記載が端の方に他の記述と比べると控えめに書かれています。これは大人も子供も同様です。

 オミクロン株が出現して子供の感染者が増えていると言われていますが、ではその影響はどうか?厚生労働省が出している表を見ると20代までは陽性者の死亡率0.00%以下です。そして現在のワクチンの効果は今までに比べても下がってきています。前は95%効果があると言っていましたが、現在は60%台です。厚生労働省の公表しているデータでこの数字です。ニューヨークのデータでは5から12歳には12%の感染予防効果しかないとされています。

 そして小児がワクチンをうつ事で他の年齢層に感染者数が減ると言われていますが、これは数理モデルを使った試算です。8割おじさんと言われた西浦教授が使ったのも数理モデルですが8割人の動きを減らさなければ数十万人が死ぬと言いましたが見事に外れました。

 これまでインフルエンザワクチンでも集団免疫というのは獲得できた事はありません。今回のオミクロンに関しても7割の接種で感染予防効果があるのなら今の日本の摂取率からみると集団免疫がある筈です。ワクチンによるRNAウィルスに対する集団免疫というのは未だに証明された事が無いのです。

 副作用の報告を見ると若い方が症状がでやすい傾向にあります。海外では小児でも接種後の死亡例が認められていますし、重篤な副作用の報告も認められます。 

海外での未成年への接種で心筋炎や心血管障害が増えるというデータもあります。心筋炎は一回の接種でしていないよりも13倍多く、2回接種すると130倍になるとされています。心筋炎は治療後でも長期的に影響が出るとされています。頭痛や接種した部位の痛み、発熱、倦怠感も認められます。実際に感染したとしても数日で治ります。ワクチンを打ったよりも軽く終わる、そしてアナフィラキシーやスパイク蛋白の長期的な影響の可能性もありません。この点が重要です。

 コロナによる死亡よりもワクチンによる死亡が多いのではという記事も見られます。そもそも基礎疾患の無い子供はコロナで重症化も死亡も極めて稀です。そこにこれまでのワクチンより副作用の起こりやすいmRNAワクチンが使われたらそうなる可能性が予見されます。

 これが有効性が低いのにも関わらず行われようとしています。お国の為と我が子を戦地に送り悲しい思いをした母親がどれほどいた事か。コロナに対して有効とは証明されていない、そして自身にはリスクの極めて低いにも関わらず副作用を起こす可能性の高いワクチンを何故するのか?健康な子供の場合実際に感染したより重い症状を起こすワクチンです。

 厚生労働省のホームページを見ると子供に対するデータは少ないため、リスクとベネフィットを考えてと書かれています。さらに打たない事で不利益を被る事は無くその為の相談窓口もあります。

 ワクチンを接種しない事で不利益を被りそうな時は、政府がその様な事をしてはいけないと言っている事を思い出しましょう。今良く言われていますが、子供や自分の命を守る行動です。他人のでは無く自分の命です。私は普段の生活で健康を維持する事が最も大事な命を守る行動だと思っています。

自分が守らなければ誰も守ってくれません。

最後に泉大津市の南出市長の動画です。

https://www.city.izumiotsu.lg.jp/sityounoheya/siseihousin/singatakoronakanren/8424.html

伝播障害

 コロナワクチンを打った人に打っていない人が近づくと伝播傷害を受けると言われています。目の痛みや結膜出血、蕁麻疹や皮下出血、不正出血、口内炎、頭痛、倦怠感等の症状を訴える方がおり、症状に再現性がある事から事象として認めない訳にはいきません。

 私自身も目の痒みや倦怠感を起こす事があり、診察中に困る事があります。

 では何がこの現象を引き起こすのか?スパイクタンパクなのか、アセトアルデヒドなのか、窒素酸化物なのか、波動なのか?

 これまでの経験から当院では5ALAや原子状炭素を使うことで症状の改善が認められる事が確認されています。こんずきんちゃんというウィルス対策用の飴も症状改善効果が認められています。すみれという電磁波対策で作られたクリームで症状が改善した方もいます。

 伝播傷害の予防としては物理的にスパイクタンパクの暴露を避ける。人と距離を置くという事、粘膜が影響を受けやすいので粘膜の保護をする事。スパイクタンパクがACE2受容体にくっつきにくくする方法も必要になります。

 

令和四年元旦

 謹賀新年 

 今年の正月も無事に迎える事ができました。それもこれも当院を支えてくださった皆々様のお陰さまです。今年一年皆々様のご多幸をお祈り致します。

 今年の大晦日から元旦にかけてこの一年を占っていました。先ほどご多幸をと書きました。幸せというのはどこに源があるのか?忘れがちですが、己の中にあります。人はどんな環境でも幸せになれると言いますが、それは大多数の方にとっては違うと思っています。劣悪な環境で幸せを感じろと言っても聖人君主でないと難しいでしょう。反対に恵まれた環境にあっても幸せを感じない人もいます。

 人と人が歪み合っていては良い事をしていたとしても幸せにはなる事ができません。

 柔よく剛を制すと言いますが。剛と剛がぶつかっては双方傷ききます。それでは幸せにはなりません。

 そしてその事は健康にも関わります。どんなに健康に良い事をしていても心に恐れが強かったり、怒りが強くても病気になる事があります。人と競うのではなく和の精神でこの一年を過ごす。

 

 

 

 

コロナ感染症

 今回当院での独自の調査でCOVID-19の感染者に共通する特徴が浮かび上がった。以前より因果関係は不明だが一般向けの飲食店での会食、公共交通機関での移動、他人との会話が感染拡大の要因であるといわれてきた。

 しかしこれらより確実な危険因子として息をしている事、食事をしている事が挙げられる事が判明した。SARS-COV2は空気感染、飛沫感染、接触感染、糞口感染すると言われるが未だに正確な感染経路は明らかになっていない。

 一つ確実な事は感染者は全て呼吸をし食事をしていたのである。この事が最も大きなリスクであり、感染症拡大予防のために解決しなければならない課題である。

 各国政府や国際機関、研究機関や医療機関が協調してこれまで行ってきた対策は正しかった事がわかり安堵をしている。

 感染症の感染予防の為に薬物を注射し呼吸をする人間、経口摂取をする人間を減らす事に注力してきたのである。

 この注射が感染症予防に成らない事は以前から言われてきたが、真の目的は感染症を予防する事ではなく感染症を起こす原因つまり呼吸する事、食事をする事を止める事であったのである。

 感染症予防の為に真の目的を隠匿した行動を取った関係者には多大な感謝をする必要がある。そして注射をして呼吸と食事を止めた方々が副反応と認められないのは主反応だからである。そこに市井の人間と深慮のある人間の認識の違いが浮かび上がる。

 今は周囲を不安にさせない行動が求められている、息をし食事をしている事が感染症の最大の危険因子である事がわかったいま周囲に不安を感じさせない様に要請をする方々には率先して息を止めて頂きたい。私はその様な事を言う方々の精神構造に不安を感じる。

 私としては息をし食事をする事が最大の感染因子とわかったいま率先して息をし食事をする事を選ばざるをえない。自分の免疫細胞は実際に感染した方が強固に長期にわたり感染予防効果を持つ事が判明しているからである。実際人類は感染症をそうやって乗り越えてきた。感染症予防では無く将来の人類の為には免疫を強くし自然な感染を起こし強固な免疫を獲得する事が有益だと私は考える。

春ウコン 

春ウコンを食べた事があるでしょうか?秋ウコンに比べると香りが独特なため食べられる事はあまりありません。カレーに入れると春ウコンの香りが勝ってしまいます。ドレッシングを作った事もありますが、お酢と混ざって香りの強さが際立ちました。生の春ウコンをおろし器でおろし豆腐の上に生姜代わりにこれは生姜よりピリッとして美味しい。しばらくこれで食べていました。

 おろす時に指に色が付きますが数日色が落ちません。ミクロネシアでは春ウコンで顔を塗ってお祭りの装いの一つになるそうです。日焼け止めにもなると聞きます。

 春ウコンと秋ウコンを比べると共通する成分が多いのですが含有量が異なります。使われて来た歴史を見ると春ウコンが主に生薬(漢方薬の原料)として使われてきました。これは効能の違いかもしれませんし、春ウコンの方が苦いからかもしれません。

 以前から春ウコンは免疫賦活作用があるとされており、使われて来ました。春ウコンの抗ウィルス作用も証明されています。当院では春ウコンを開院以来使って来ました。二日酔い予防、胃痛、高血圧、癌、アレルギー等に使い効果を上げてきました。

 春ウコンには免疫増強作用、抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌・抗真菌・抗ウィルス作用、腸粘膜増強作用、腸内細菌叢に対する作用があります。腸内環境が良くなれば健康になるとするにはもってこいの薬草です。

 

イムフラドック

 山口醫院ではイムフラドックという検査をしています。未病という言葉を聞いた事がある方も多いと思います。まだ病気にはなっていないが健康から病気への移行過程を未病と言います。体調不良がある事もありますが、無い事もあります。多くの人はそれを病気のサインだと気がつきません。

 これまでなかなか見つける事が出来なかった未病を主に血液検査で見つけます。見つけられたら食生活や生活週間を改善する事で健康に近づけて行く。これがイムフラドックの目的です。

 今回COVID-19 の緩やかな感染拡大による不安の増大を受け、どの様な人が重症化しやすいかを論文検索した結果イムフラドックで重症化しやすい人を見つける事ができるが、精度を高めるためには項目を増やす必要がある事がわかりました。

 未病発見のために行ってきましたが、今後は現在コロナに感染した場合重症化しやすいかの目安にもなると思います。

コロナの流行について

 コロナが日本に入って1年半以上。どれだけの人が感染をしたのか?私はほぼ全ての日本に住む人が感染していると考えています。それはインフルエンウィルスを始めとするウィルス感染症がどの様に広まるかを考えると、そう考えざるを得ないからです。

 ウィルス干渉という事象がありますが、インフルエンザと新型コロナウィルスがウィルス干渉を起こしていなければ毎年数千万人が発症するインフルエンザウィルス感染症が劇的に2020年も2021年も減っている事と2020年の特殊死亡率が減っている事を説明できません。ウィルス干渉が起きるには新しいウィルスに7割以上の人が感染していなければ起きません。早ければ2020年の春前にコロナウィルスが日本では広がっていた事が示唆されます。

 今多くの人が経験した事の無いウィルスの脅威に晒されていると言われていますが、現実には既に感染したウィルスに晒されているだけです。今発症している人の多くは免疫機能が落ちた為に既知のウィルスに感染しているだけです。インフルエンザと同じです。自然免疫が強ければ変異をしても感染をしません。自然免疫にも免疫記憶があると言われています。その働きを下げない様にすれば感染しないのです。感染性が高いと言われているのに多くの人が発症しないのはその為です。

 そうすると去年今年と行って来た対策は無意味になります。

 感染しない事は不可能で、免疫力を下げない事が現実的な対策になります。

 有効なウィルス対策は自分の免疫力を高める事です。

 免疫力を下げる砂糖や小麦、乳製品、動物性蛋白、加工食品を食べない様にしましょう。電磁波や大気汚染も免疫を落とします。都会にいる事を止めましょう。ストレスもよくありません。気乗りのしない仕事も止めましょう。今は多くの失業者がいます。政府ティーネットに頼りましょう。

 この意味の無い感染対策をしている政府を、役所の好きな不作為を国民がしてとっかえましょう。政府は国家ではありません。